ノア兄ちゃんの雑記ブログ

愛犬との生活・日々の生活から感じたことや経験したこと

実際に『うつ病』になって見えた世界

f:id:noabrotherlife:20181218135414p:image

今回の記事の内容は『うつ病』について

  • うつ病で苦しむ人
  • 家族や友達がうつ病で、どう向き合ったらいいのか悩む人

そういった方々に読んでもらえたらと思ってます


今回はあくまでノア兄ちゃん自身の実体験から話す内容なので、みんながみんな自分のようになるとは限りません

 

それを理解した上で読んでいただけるとありがたいです


今回も自分の経験を含めた話になっているので長い記事になってしまっていますが、どうかお付き合いいただければと思います

『うつ病』になる前の話

自分は"自分がうつ病になる前"から『うつ病』という存在を身近に感じていました


親族に『双極性障害』別名『躁うつ病』を持つ人がいたからです


『躁うつ病』について簡単に説明すると

そう状態(元気すぎる)うつ状態(元気がなさすぎる)をくり返す病気です

「そう状態」の時は…

・少しのことでイライラする ・怒りっぽくなる

・寝なくても元気(眠れない) ・いつもより喋る回数が増える  など

「うつ状態」の時は…

・いつも不安に押しつぶされそうになる ・眠れない

・食欲不振になる ・体の調子が悪く動けない  など

こんな状態が1日の中で、気持ちの波として大きく変化します

そしてこれが日常的に起こります

 

「この病気と向き合うとなると、相当の覚悟や強い気持ちを持たないと向き合う側までうつ病になりかねない」と言われてました


当時の自分は「絶対に自分はこうはならない」という気持ちがあったからか、普通に接することができました

 

でも結果的に自分は『うつ病』になってしまいました

 

そこでようやく『うつ病の存在』本当の意味で知りました

自分が『うつ病』になったきっかけ

単刀直入に話すと、自分の場合は『起立性調節障害』という病気が原因で『うつ病』になってしまいました


別の記事でも話したのですが、自分は小学生の頃いじめられてました

www.noabrotherlife.work

それが直接的にうつ病に繋がったのでは無いのですが

その頃からなのかはっきりとは分からないのですが『起立性調節障害』という自律神経失調症のひとつと言われている、起立や座位で脳血流が減少し、思考力と判断力が低下する身体の病気になっていました

www.noabrotherlife.work

 

精神的ストレスなどからくる病気とも言われています


今でも抜け出せてない病気の一つでもあります


立ちくらみ食欲不振朝起きられないなどの症状が起こるものでした

 

今ではほとんど無いのですが、ひどい時には"倒れて意識を失う"ということも何度もありました


結局これがこういう病気だと分かったのも、うつ病になったのも、高校に入ってからでした 


当時は病院に行っても原因がはっきりしないので、よく"風邪や疲れ"と診断されることがほとんどでした


今では起立性調節障害小児の3分の2が不登校だというデータが出ている』ということも耳にします

 

起立性調節障害についてはこの記事で書いていますので、よろしければこちらも読んでいただけるとありがたいです↓


今回はうつ病になった経緯を細かく説明すると長くなってしまうのでここまでとしますが...

話を戻すと

自分自身でも気づかず、親もそれに気づかないまま『起立性調節障害』が悪化し、『うつ病』に繋がるきっかけとなっていました

実際に『うつ病』になって

『うつ病』になった当初

うつ病になると考える思考が遮断され、自分が『うつ病』だということに気づきませんでした


「うつ病になるとまるで別人のようになる」

 

親族の躁うつ病から知っていたものの、実際なってみると…

なった本人はその実感すら湧きません

自分も「別人みたいだ」とよく言われてましまた

 

なった当初はいつもよりも体に力が入らない無気力さを感じ、ベットから出られなくなり、学校にも行けなくなりました


生活のリズムが大きく崩れ、日常生活全てが楽しくなくなり、人と話すことが嫌になり、食事をすることも拒み、テレビを見るのこともなくなり、お風呂に入ることすら嫌になりました


ひどい時は水分はとりますが5日間絶食し、10日近くお風呂に入らないで、ずっとベットの中で生活してました

今だから言えるのですが...

本当にうつ病になってからは"笑顔が消える"

 

笑うことすらストレスに感じてしまっていました

 

ちょうど同じ時期に父が病気で倒れたため、母も父の看病に付きっきりになり、そんな状態が半年ほど続いていました


流石に何かおかしいと感じた母が心療内科の病院を探してくれて、家から2時間かけて2週間ごとに通院してました


その病院で今までの経緯を話すと

『起立性調節障害』『うつ病』

この2つの話をされました


そこでようやく、自分が『うつ病』になったのだと気づかされました

自分に合う病院探し

これに関しては

うつ病になってから一番大変だったことで、親にもたくさん迷惑をかけたことだと思ってます


自分の場合は当時16歳の時にうつ病になったため、自分の住んでいる地域の心療内科は

  • 中学生以下の児童、学生を対象の病院
  • 18歳以上や20歳以上の人対象の病院

これらの病院がほとんどで、高校生を相手にしてくれる病院が限られてました

(田舎ということもあってなのか…)


はじめに行った病院は心療内科をメインとしてる病院ではなかったので別の病院を紹介され、そのあと2つの家から近い心療内科を受診したのですがそれらの病院は自分に合わず…

そして結局、家からだいぶ離れた大きな精神科専門病院でようやく、その時の自分に合った今も通院している病院と出会いました

その病院で入院生活も送りました

入院生活を通して『うつ病』と向き合った結果

その大きな精神科専門病院での初めての受診で先生から入院を勧められました


その時は『うつ病』の中でもかなりひどい症状だったみたいです


最初は入院を拒みました

正直その時は初めて出てきた"入院"このふた文字がもの凄く怖かったです


「そんなに自分って普通じゃないの?」

そう感じてしまいました


でも結果的には家族や親族の後押しもあり、3ヶ月間入院生活をして、今ではその経験が無駄ではなかったと感じてます


隔離病棟に入り、初めはもちろん恐怖でしかありませんでした


しかし

  • 同じような症状の人たちとの集団生活
  • 規則正しい1日のリハビリプログラム
  • 定期的なカウンセリング

これらを日々続けていったことで

「人は決して1人で生きてるわけではない」

「誰かに支えてもらってこそ成り立つ人生」

 

このような人としての根本的な考えを見直すきっかけになりました


今ではなんとか『うつ病』から抜け出すことができました

うつ病は良くも悪くも人生を大きく変える!

自分の経験から皆さんに入院を進めるわけではないのですが、今でも定期的に診察をしてもらう中で主治医の先生にもよく言われているのが

  • 「うつ病は完治が難しく、再発する割合の方が大きい」
  • 「一度立ち直れた人ほど、次また再発してしまった時は今以上に症状がひどくなる」

一度『うつ病』になると一番怖いのは『再発』


自分も完治まではしてないと言われてます

 

完治と呼べるまでには短くても2~3年かかると言われており、表面上は抜け出せてる状態であるということです

 

今でも『起立生調節障害』と並行して、薬を飲み続けています


「またいつ内側から起きてもおかしくない」

これが怖いんです

しかし

うつ病から素晴らしい経験を得ることは

"その人と向き合う人次第で可能"です


それらをしっかりと理解すると、良い意味でも悪い意味でも

"うつ病は人生を大きく変えるきっかけ"となります

 『うつ病』に向き合うための一歩

自分が『うつ病』と向き合った中で、特に重要になってくると思ったのは

  • コミュニケーション
  • 好きなことを見つける

この2つでした

『コミュニケーション』~うつ病で苦しむ人と向き合うあなたへ~

うつ病になると人と話すことすら嫌になります

 

「おはよう」「こんにちは」

のような挨拶すらしなくなります


自分の場合は入院をして、同じ病気・症状の人たちとの共同生活をして辛さを分かち合ったからこそ「1人じゃない」と思えて、自然とコミュニケーション能力も普通のレベルまで取り戻すことができました


もちろんこれを今『うつ病』で苦しむ人が自分からできれば、早い改善が見られるのですが、みんながみんな自分と同じようにするのは、やはり簡単なことではないと思ってます


最終的に『コミュニケーション』をとるのは『うつ病』で苦しむ人


しかし...!

 

その"きっかけ"を与えるのは、うつ病で苦しむ人と向き合おうとしている家族や友達である

 

"あなたの存在"です


自分も家族や親族に"入院"という"きっかけ"を作ってもらいました

 

だからこそ今の自分がいます


毎朝「おはよう」と声を掛けてあげるだけ、相談を聞いてあげるだけでもいいんです

 

自分の経験上、一緒の空間で過ごすことだってコミュニケーションの一環になると思ってます


「おはよう」と返ってきたらそれはうつ病で苦しむ人にとって大きな一歩になり、少しずつその大きな1歩を次の1歩に繋げるきっかけ作りが『うつ病』と向き合う上で大切になるのではないかと思っています

『好きなことを見つける』~うつ病で苦しむあなたへ~

自分が「楽しい、幸せ、生きがい」

 

そう思えることを1つでも見つけることができると

うつ病で見えずらくなっていた自分の心の中を、もう一度整理し直すきっかけにもなります

  • 好きな音楽を聴く
  • 好きな本を読む
  • 好きな人と過ごす

自分の好きになったことだったらなんでもいいと思います


自分は愛犬であるノアちゃんの存在がものすごく大きかったです


その他にも

「自分と同じような経験をしている有名人や芸能人だったり、自分の尊敬する人を応援する」

これが意外と自分の中ではうつ病を抜け出す近道となりました

 

同じような境遇に立っている人を応援することは、自然と自分も頑張ろうという気持ちにしてくれます


まずは、うつ病だということを忘れるぐらい夢中になれることを探してみましょう


この時に見つけた夢中になれることは一生あなたの支えとなります


だからすぐには見つからないと思います


焦らずゆっくりと見つけるのが大切です

まとめ

うつ病のような精神的な病気は個人差が大きく見られるのが特徴です

 

何事にも共通して言えることですが

"どれが正しいか、正しくないか"というのは試してみないと分かりません

 

自分も「一般的にはこうした方がいいから試してみなさい」と言われ試したことはたくさんありました

 

でも自分に合うものは、ほんの一握りしかありませんでした

 

重要なのは早い段階で自分が『うつ病』だと気づくことです

 

その上でまずは焦らず今の自分の状態を理解すること

あなたの最適な治療法やこれからの生き方を見つけることができる大切な一歩になります

 

ゆっくりで大丈夫

 

人間生きていれば良いことも悪いことも起きます

 

その悪いことがたまたま今起きてるだけです

 

"うつ"というのは波であって必ず引いていきます

 

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました

 

では、また次の記事でお会いしましょう